エレベーター 保守の必要性

エレベーターに乗った時、いつも思い出すのは自分が大手企業のエレベーターに関する業務を行っていた時のことだ。 これも今から10年以上前に遡った話となるが、エレベーターに関する試験データを作成したり、ワイヤーの耐久テストなどを担当していた時期があった。
この時、パソコンを使った製図ソフトを初めて使って、歯車やテスト用部品などを発注したりもしたことがあった。 自分が担当したのは主に試験や試験データの整理だったが、1日業務をしているともう手や作業服は油だらけになってしまう。
俗にいう3K職場だ。 そして自分は担当していない別の建物では、エレベーターのかごに重りを載せて落下試験を行い、ブレーキ―制動の試験や荷重オーバーした状態での運転を行った時にどのような事態が起こり得るかなどの試験を行っていた。
そこで知ったことだったがエレベーター内部に表示されている積載量の約10倍の重さまでワイヤーは耐えられるらしい。 その為、エレベーターに乗っていてワイヤーが切れて乗っているエレベーターが落下してしまうという可能性はほぼ無いのである。
きちんと点検しているエレベーターであればという前提条件があるが、安全な乗り物と言っても過言ではない。 また、万が一ワイヤーが切れてしまったとしてもエレベーターには非常ブレーキ―が付いている。
エレベーターでの異常を検知すると動作してブレーキがかかる仕組みになっている。 しばらくしてエレベーター試験員の契約期間は満了して現場から退場することとなったが、今までやったことがない分野での仕事だったため、貴重な経験をさせてもらえたのだなと感じた。
このように、エレベーターでなんらかの事故が起きた場合でも、その中は完全に安全である為、慌てず自分が取れる最低限の行動をしていれば問題ないのだ。

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